睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

高血圧の治療に難渋する場合、睡眠時無呼吸症候群という病気が隠れていることがあります。夜間睡眠中に周期的な低酸素血症を繰り返し、夜間の突然死、冠動脈疾患、心不全、脳梗塞のリスクが高くなる病気です。
日中の高血圧だけではなく、夜間の高血圧を来たし、家庭血圧では早朝の高血圧として検出されます。血圧が高く、メタボリック症候群や肥満傾向のかた、夜間頻尿、朝方の頭痛、日中の眠気などの症状のあるかたは、この病気を疑います。

ご自宅で簡易検査を施行していただき、診断がつけば、CPAP(持続式陽圧呼吸療法)という在宅での治療を開始いたします。CPAP療法で、体重減少、血圧低下、生活の質の改善など効果がみられます。